「現在40代、本当にこの貯金額で老後は大丈夫?」と感じている人も多いのではないでしょうか。
段々と老後に近づき始める40代。現在の貯金がいくらあれば、老後の安心を手にできるのか誰もが心配する悩み事だと思います。
今回の記事では総務省「家計調査報告~家計収支編~(2021年)」の数字を参考に、40代の理想の貯金を目指すための貯蓄率に注目して、今からでもできる賢く老後資金を貯める・増やす方法について解説します。
実際40代後半を迎えてます筆者の家庭の実際の貯蓄率も公開しつつ、理想の貯金額をどう実現していくかを皆様と一緒に考えていきたいと思います。
貯金を貯めるには貯蓄率を考える
家計調査年報(家計収支編)2021年(令和3年)Ⅰ家計収支の概況(二人以上の世帯)
総務省「家計調査報告~家計収支編~(2021年)」によると勤労世帯の貯蓄率は、二人以上世帯は37.2%、40~49歳で見ると40.2%となっている。
なんと4割も貯蓄に回せている?!
これは正直驚きの数字ですよね。あくまで平均値なんで少し高く見えますね。
平均値なので収入も約50万円となってますし、その中の消費が30万しかなく、家賃に至っては18,000円となっているので、個人的には参考には程遠い数値と思いました。
現実的に考えると貯蓄率4割で、30万円手取りで12万円も貯金に回していることになります。となると生活費は18万円となります。
これはちょっと非現実的に見えますよね。
では現実的な貯蓄率を考えていきます。
目指す貯蓄率目標は10%
我々サラリーマン目指す貯蓄率は10%ぐらいが現実的と考えます。
理由としては住宅ローン、教育費、家族の生活費を考慮すると10%でも結構ギリギリの線かと思われます。
先程の30万円の手取りで考えると 月3万円貯蓄が10%となります。生活費は27万円。
もし現在の家計簿で見比べて、27万円だと厳しいと感じた方は、賞与も収入源として月額を調整するのもいいかと思います。ただ賞与をローンの支払い等で使っている方は、月額調整が必須となりますね。
月手取り300,000円、月支出285,000円(月貯蓄率5%)
賞与(夏1ヶ月分、冬2ヶ月分)→そのまま貯蓄とすれば年間貯蓄率は24%になります。
収入 | 4,800,000 |
支出 | 3,240,000 |
収支 | 1,560,000 |
貯蓄率 | 24% |
上記の数字だと貯蓄率も高くキープできます。とはいえ環境によっては賞与の分配や、支出のばらつきもあると思いますのであくまで家計の予算目標といったところでしょうか。
我が家の貯蓄率を公開
では、今回の40代4人家族の2022年度の貯蓄率はいくらだったのかを公開します。
収入と支出はご想像にお任せします。
2022年度 | |
貯蓄率 | 13.48% |
2022年は13.48%となりました。偉そうな事をつらつらと述べてきましたが、我が家はあまり強気な貯金は出来ていませんでした。
理由としては、旅行も年間で5回は行ってますし、ドラム洗濯機を購入してます。
車検も今年ありました。車の保険も税金まで含んでます。
そう考えると今年は出費の多い年度にはなっていると思います。
とはいえ、生活自体はレベルが下がるどころか上げっぱなしの気がしますし、投資も順調に積立できています。
ですので、貯蓄率10%を年間で調整しつつ貯金資産を伸ばしていくつもりです。
まとめ
- 家計調査報告~家計収支編~(2021年)では、全国平均の貯蓄率は40%近くある
- 貯金をするには貯蓄率を考えて、家計を考える必要がある
- 40代の貯蓄率は10%を目指すのが健全である(各々の環境によります)
我が家の経験上、10%前後の貯蓄であれば優雅で快適な生活を送りつつ、着実に貯金ができます。
このステップに欠かせないのがマネーフォワード等を利用した、確実性の高い家計簿管理となります。紐づけのクレジットカードやキャッシュレス決済によりより正確に把握できますし、なにより無駄遣いが減るのでオススメです。
貯蓄率を上げるのであれば、まずは固定費の見直しも大事になります。
手の着けやすいのは携帯通信料です。格安SIMの利用がオススメです。
皆様の参考になれば幸いです。
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